ABOUT
サーキュラーエコノミーとは
サーキュラーエコノミー(循環経済)とは、製品・サービスの設計段階から再使用・再製造・リサイクルを前提とし、資源投入と廃棄を最小化しながら、製品や資源の価値を最大限に引き出す経済システムです。
単なる廃棄物削減に留まらず、資源効率の向上や新たな付加価値の創出を通じて、企業の競争力強化と持続的な経済成長の実現を目指す点に特徴があります。
従来のリニアエコノミー(線形経済)は、「大量生産・大量消費・大量廃棄」を前提とする一方向の経済モデルでした。これに対し、サーキュラーエコノミーは、資源循環を前提とした経済モデルへ転換することで、資源制約や環境負荷の低減に加え、経済価値の持続的な創出を図るものです。
サーキュラーエコノミーの基本的な考え方
サーキュラーエコノミーの全体像は、エレン・マッカーサー財団が提唱する「バタフライ・ダイアグラム」によって体系的に示されています。この図は、資源や製品がどのような経路で循環し、価値を維持・向上させていくのかを視覚的に表現したものであり、実務における事業設計や政策検討の基盤となる考え方を提供しています。加えて、企業間連携やサプライチェーン全体での役割分担を整理する上でも有効なフレームワークのひとつとされています。
バタフライ・ダイアグラムでは、資源の循環は大きく「生物的サイクル」と「技術的サイクル」の2つに分類され、それぞれ異なる性質と管理方法を前提としています。また、この2つのサイクルを適切に区分し、それぞれに応じた循環手法を採ることが、効率的かつ持続的な資源循環の実現に不可欠です。
サーキュラーパートナーズの概要
経済産業省は、2023年3月に策定した「成長志向型の資源自律経済戦略」に基づき、サーキュラーエコノミーの社会実装を加速するため、産官学連携の枠組みとして2023年9月に「サーキュラーパートナーズ」を設立しました。
サーキュラーエコノミーの実現には、設計・製造・流通・利用・回収・再資源化といったライフサイクル全体に関わる主体の連携が不可欠です。本パートナーシップは、こうした主体間の協働を促進し、取り組みの横展開・高度化を図る基盤となる枠組みです。
サーキュラーパートナーズは、以下の機能を通じて企業・自治体・大学等の取り組みを支援します。
- ・業種・領域横断の連携促進(企業・自治体・大学等)
- ・実証・事業化に向けた課題整理と解決支援
- ・データ・事例の共有による知見の高度化
- ・国内外への情報発信による市場形成の促進
ワーキンググループ活動や先進事例の共有等を通じて、サーキュラーエコノミーの取り組みの実効性を高め、社会実装を推進します。
組織体制は以下の通りです。
※ビジョン・ロードマップ検討WGは2025年度をもって各領域のビジョン・ロードマップ策定を完了したため、実行フェーズへ移行すべく、次年度より領域横断的なモニタリング・レビューを行うCE戦略推進コミッティとして再編しました
コミッティやワーキンググループの詳細はこちらのページをご覧ください。
参画について
サーキュラーパートナーズの会員になるための条件
以下に掲げる全ての事項に該当することが会員の条件になります。
①「サーキュラーパートナーズ規程.pdf
(別ウィンドウで開きます)
」を遵守すること
②法人格を有する企業又は外国会社に該当する企業、業界団体、自治体、大学、研究機関、関係機関・関係団体のいずれかであること。
サーキュラーパートナーズの会費
原則として会員から入退会費及び定期会費は請求していません。
ただし、会員が総会等への参加に伴い、当該会員において発生する費用(旅費等)は、特別に定める場合を除き当事者にご負担いただきます。
サーキュラーパートナーズの主な活動
サーキュラーパートナーズは、規程第2条に掲げる目的の達成に向け、以下の取り組みを実施しています。
- ① ロードマップの実行
- 2030年・2050年を見据えたサーキュラーエコノミー実現に向けたロードマップに基づき、具体的施策を推進
- ② 戦略の策定・高度化
- 施策の進捗や環境変化を踏まえ、ロードマップの実行に向けた戦略を継続的に見直し・強化
- ③ データ基盤の整備
- 製品・素材情報や資源循環の実態を可視化し、企業間でのデータ共有・活用を効率化させる「サーキュラーエコノミー情報流通プラットフォーム」の構築
- ④ 地域循環モデルの構築
- 自治体と連携し、地域特性に応じた循環モデルを形成し、地域レベルでの社会実装を推進
- ⑤ 横断的取り組み
- 標準化、国際連携、技術開発等の分野において、制度・市場・技術の三位一体で取り組みを推進
- ⑥ 会員ネットワークの形成
- 会員間の交流・マッチングを促進し、新たな連携やビジネス創出を支援
これまでの活動や今後の計画については第4回総会資料をご参照ください。
第4回総会資料はこちら
(ZIPファイルをダウンロードします)
資料の参照にはログインが必要です。
CPs会員のみご覧いただける資料のため、ご関心のある方は参画申請をお願いいたします。
[ 参画の流れ ]
会員の条件を満たしている法人格を有する企業
又は外国会社に該当する
企業、業界団体、
自治体、大学、研究機関、関係機関・関係団体は、
以下より参画の申請をしていただけます。
初回ログインに関する通知メールは、
申請書受領から 2週間程度を目途に送付されます。
-
STEP 01
-
STEP 02
-
STEP 03
-
STEP 04
STEP 04
事務局にメール送付
送付先アドレス:
ce_partnership_secretariat
★tohmatsu.co.jp※[★]を[@]に置き換えてください※メール件名は「【申請】新規参画」
としてください
-
STEP 05
STEP 05
事務局にて内容確認・
ログインID/PASSの連絡
MEMBERSHIP
会員一覧・目標・取り組み
CPs会員一覧のほか、各会員が掲げる目標や取り組み事例を掲載しています。新たな連携先の発見や共創のきっかけづくりにご活用ください。掲載情報は随時更新しています。
[ 目標掲載の流れ ]
CPs会員の方は、以下の流れに沿って
目標を登録いただくことが可能です。
事務局でフォームを受信してからサイト掲載
までに2週間〜1か月ほどかかります。
-
STEP 01
-
STEP 02
-
STEP 03
STEP 03
事務局にメール送付
送付先アドレス:
ce_partnership_secretariat
★tohmatsu.co.jp※[★]を[@]に置き換えてください※メール件名は「【申請】目標掲載」
としてください
-
STEP 04
-
STEP 05
[ 取り組み事例掲載の流れ ]
CPs会員の方は、以下の流れに沿って
取り組み事例を登録いただくことが可能です。
事務局でフォームを受信してからサイト掲載
までに2週間〜1か月ほどかかります。
-
STEP 01
-
STEP 02
-
STEP 03
STEP 03
事務局にメール送付
送付先アドレス:
ce_partnership_secretariat
★tohmatsu.co.jp※[★]を[@]に置き換えてください※メール件名は「【申請】取り組み事例掲載」
としてください
-
STEP 04
-
STEP 05
WORKING GROUP
ワーキンググループ
サーキュラーパートナーズでは、サーキュラーエコノミー(循環経済)の社会実装を加速させるため、4つの組織・ワーキンググループ(WG)を中心に活動しています。
ワーキンググループ
ワーキンググループページは、サーキュラーパートナーズ会員のみ利用いただけます。
ページの閲覧にはログインが必要です。
ビジョン・ロードマップ検討WGでは、各業界のCE移行を推進するため、アルミニウムWG、建設領域WG、自動車領域WG、清涼飲料用PETボトル循環WG、鉄鋼WG、電機・電子製品領域WG、プラスチック容器包装WGの7つの領域別WGにおいて、CE実現に向けた議論を進めております。各領域別WGでは、当該領域におけるCEのあるべき姿、ロードマップ、目標・KPI等についてご検討いただき、その検討状況をビジョン・ロードマップ検討WGへ定期的にご報告いただいております。各WGのご報告資料は、これまでCPs会員限定で公開しておりましたが、関連領域の企業等におけるCE推進の検討に際しベンチマークとして広くご活用いただけるよう、このたび一般公開する運びとなりました。
第6回ビジョン・ロードマップ検討WG事務局資料
(別ウィンドウで開きます)
PROJECT
予算事業
CPsに関連する予算事業の一覧です。
クリックすると、詳細が記載されたPDFをご覧いただけます。
-
令和8年度脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金(自律型資源循環システム強靭化促進事業)
[ 予算事業掲載の流れ ]
CPs会員(自治体・省庁)の方は、以下の流れに沿って
予算事業を登録いただくことが可能です。
事務局でフォームを受信してからサイト掲載
までに2週間〜1か月ほどかかります。
-
STEP 01
-
STEP 02
-
STEP 03
STEP 03
事務局にメール送付
送付先アドレス:
ce_partnership_secretariat
★tohmatsu.co.jp※[★]を[@]に置き換えてください※メール件名は「【申請】予算事業掲載」
としてください
-
STEP 04
-
STEP 05
GUIDELINE
ガイドライン
サーキュラーパートナーズに関連するガイドラインはこちらからダウンロードください。
-
自治体が地域の資源循環や環境活動を評価・推進するツールです。他自治体との比較や、施策によるCO2削減量・経済効果のシミュレーションができます。
本ツールは、サーキュラーパートナーズ会員のみ利用いただけます。ツールの利用にはログインが必要です。
-
本書は、公的機関におけるCEコマース(レンタル、シェアリング、リース、リユース等)の調達を促進することを目的に作成しています。
調達方針策定から仕様書の作成、調達実施、実績把握までのプロセスや留意点を整理するとともに、仕様書のひな型や、国・自治体等の実践事例を紹介します。
-
CEコマースビジネスの拡大・推進を目指すためのガイドです。CEコマースビジネスへの参入を検討している事業者だけでなく、既にCEコマースビジネスに取り組んでいる事業者等も含め、幅広い層を対象としています。
-
企業のサーキュラーエコノミーの取り組み検討を、外部からの基本的な要請への対応を考える1stフェーズと、企業個別で成長戦略に繋げていく2ndフェーズに分類。本ガイドラインでは、1stフェーズに該当する企業内部での現状把握に際して、参考となるサーキュラーエコノミ―の指標(CE指標)を紹介します。
FAQ
よくある質問
サーキュラーパートナーズ(CPs)の活動や、産官学の各会員の資源循環における達成目標や取り組み事例を知ることをきっかけに、会員間での知見の共有や相談、協業を生み出すサーキュラーエコノミー推進を目的とした「産官学連携プラットフォーム」です。
「自治体」「企業・業界団体」「大学、研究機関関係機関・団体」それぞれが得られるメリットは以下の通りです。
- <自治体>
-
- ・自地域の取り組み推進の参考として、他自治体の資源循環における取り組み事例や達成目標を知ることができる
- ・自地域でサーキュラーエコノミーに取り組む企業や大学、研究機関を知ることができる
- ・資源循環に関わる企画イベントへの登壇者を探すことができる
- <企業・業界団体>
-
- ・同業者の資源循環の取り組みを知ることができ、自組織活動推進への知見を得ることができる
- ・自者の事業活動に親和性のある産官学の連携先を探すことができる
- <大学、研究機関関係機関・団体>
-
- ・自者の研究分野に関わる、国内の資源循環の取り組みの動向を知ることができる
以下に掲げる全ての事項に該当することが会員の条件になります
サーキュラーエコノミーに野心的・先進的に取り組む、国、自治体、大学、企業・業界団体及び関係機関・関係団体等が一体となり、日本におけるサーキュラーエコノミーの実現に必要な施策等の検討を行うことを目的としています。
サーキュラーパートナーズ規程の第2条に設定している通りの目標を達成するため、以下に掲げる活動を行います。
- ①2030年、2050年を見据えたサーキュラーエコノミーに関する目標達成に向けた製品・素材単位での戦略の策定と推進
- ②循環に必要となる製品・素材の情報や循環実態の可視化により、データの流通を促す「サーキュラーエコノミー情報流通プラットフォーム」の構築
- ③自治体におけるサーキュラーエコノミーの取組を加速し、サーキュラーエコノミーの社会実装の推進に寄与する「地域循環モデル」の構築
- ④国際連携プロジェクトの組成や国際標準化の検討、国内外における資源循環の推進
- ⑤その他、プロモーション、技術検討等の第2条の目的を踏まえた取組
- ⑥会員の交流の促進
会員は、以下に掲げる取り組みを実施していただきます。
- ① 企業・業界団体
- (1)サーキュラーパートナーズへの参画から参画した年の12月末までに、サーキュラーエコノミーに関する定量的な目標設定を行い、事務局へ提出する。軽微な変更を除く目標変更を行った場合にも事務局へ提出すること。
- (2)サーキュラーエコノミーに関する定量的な目標及び当該目標の達成のための具体的な取り組みについてホームページ等で公表する。
- (3)サーキュラーエコノミーに関する定量的な目標の達成度について、原則1年ごとにフォローアップを行い、事務局へ提出する。
- ② 自治体
- (1)サーキュラーパートナーズへの参画から参画した年の12月末までに、サーキュラーエコノミーに関する定量的な目標設定を行い、事務局へ提出する。軽微な変更を除く目標変更を行った場合にも事務局へ提出する。
- (2)自治体の環境基本計画等の次期改定の際に、サーキュラーエコノミーに関する定量的な目標を盛り込み、公表する。
- (3)サーキュラーエコノミーに関する定量的な目標の達成度について、定期的(任意に設定)にフォローアップを行い、事務局へ提出する。
- ③ 大学、研究機関、関係機関・関係団体
- (1)サーキュラーパートナーズへの参画から参画した年の12月末までに、サーキュラーエコノミーに関するプロジェクトを実施し、
又はサーキュラーエコノミーに関するプロジェクトに参加し、当該プロジェクトを通じた取り組みを継続的に実施する。
- (2)サーキュラーエコノミーに関するプロジェクトの成果について、定期的(任意に設定)に情報開示を行うとともに、事務局へ提出する。
原則として会員から入退会費及び定期会費は請求していません。
ただし、会員が総会等への参加に伴い、当該会員において発生する費用(旅費等)は、特別に定める場合を除き当事者にご負担いただきます。
基本的には、登録者の方が責任をもって情報管理いただくことを前提としておりますが、複数の担当者が利用する場合など必要に応じて、組織内でご共有いただいて問題ございません。ただし、定期的に変更しますため、社内イントラ等への掲載はお控えください。
ウェブサイトの掲出される「代表アドレス」と「申請者連絡先」をご登録いただきます。「申請者連絡先」についてが、代表者1名が必須、同報者2名までをご登録いただけます。
初回ログインに関する通知メールは、申請書受領から2週間程度を目途に送付されます。
申請集中時は、さらに時間を要する場合があります。
会員向け資料やWG参加情報は、会員組織内での共有は可能です。
ただし、会員外への共有・公開は前提になっていません。
参画を公表するための事前ドラフト提出は不要です。公表後、リリース先URL等の共有をお願いいたします。
本サイトのお問い合わせ(CONTACT)からご連絡ください。なお、参画手続き完了メールは通常、申請から5営業日以内に送付しておりますが、申請の状況によっては送付にお時間を頂戴してしまう点をご理解ください。
省庁・サーキュラーパートナーズ会員である自治体による、サーキュラーエコノミーに関連する「公募情報/補助金・助成金」 のことを指します。
企業ががサーキュラーエコノミーに取り組む背景・目的としては大きく5つに分かれており、リスク回避ないし機会獲得につながると考えられます。
- ①規制への対応
- (特に資源への依存度が高い事業において) 国内外におけるCE関連の規制に対応することで、事業の継続のリスク低減につながる
- ②ステークホルダーへの発信
- 消費者意識の変化に伴い、製品やサービスにおける環境対応へニーズの高まりの対応をすることで、新規顧客や取引先との機会の獲得につながる
- ③投資家からの要請
- 投融資の判断において、企業の環境リスク(CE含む)への注目度が高まっているため、CEへの対応を行うことでCE関連の投融資の機会獲得やリスク低減につながる
- ④業界・他社との協調
- 業界としての目標や取り組みに沿った対応や他社動向を踏まえた対応をすることで、業界・他社との協調を図りながら事業を推進することが可能となる
- ⑤新たな市場の獲得
- サーキュラーエコノミーへの対応のため、これまでとは違う連携・協調をすることで、新たなサプライチェーン構築、新規市場獲得につながる
定期事務連絡のメールでは、会員サイトへのログイン情報(ID・パスワード)のほか、各種お知らせをお送りしております。重要なご案内を含むため、原則として受信継続をお願いしております。配信停止をご希望の場合は、お手数ですがお問い合わせ(CONTACT)よりご連絡ください。
ビジョン・ロードマップ検討WGは2025年度をもって各領域のビジョン・ロードマップ策定を完了したため、実行フェーズへ移行すべく、次年度より領域横断的なモニタリング・レビューを行うCE戦略推進コミッティとして再編しました。
目標の提出及び、実績登録期限は12月末に設定しておりますが、前倒しで対応いただくことは問題ございません。
目標設定について、2026年に参画いただく方は、何れの月に参画いただいた場合でも一律2026年12月末までに定量的な目標設定後、事務局へ提出いただきます。また、実績登録は目標提出時期から1年後と設定しているため、2027年12月末までの提出をよろしくお願いいたします。
会員の皆様からご提出いただいた定量目標は、傾向の分析等を行ったうえで今後のCPs活動の参考にさせていただきます。
CPs会員の皆様にご提出いただいた定量目標は、業界・素材別における目標水準の分析や重要な指標の分析を行う予定です。
(目標ガイドに合わせた目標提出により、業界における自社の立ち位置の把握や、他社・他業界との比較が可能となります)
また、定量目標は今後予定されている「CE推進の取り組み支援」の要件等として活用することを検討しています。
既存の自社目標でも提出可能です。サステナビリティレポート等に記載している目標を使うこともできます。
設定可能です。他社連携プロジェクトの目標、売上高、得意先社数、GHG排出量なども、サーキュラーエコノミーとの関係が示せる場合は目標として扱えます。
複数カテゴリは必須ではありません。目標カテゴリーについては、定量目標を提出いただく際に、いずれのカテゴリーに該当する目標であるかを記載いただくものです。
自社ホームページに限らず、統合報告書、サステナビリティレポート等でご公表いただくことを想定しています。なお、ホームページがない場合はSNS等での公開でも問題ありません。